琵琶
まず初めに 琵琶って? 琵琶の種類 よくある質問 聴いてみたい 弾いてみたい もっと知りたい 自己紹介 ブログ
現在、大きく分けて5種類の琵琶が存在してます。
テレビ番組や映画などの効果音で使われているのは、薩摩琵琶か筑前琵琶がほとんどです。
楽琵琶(がくびわ)
奈良〜平安時代に渡来した、雅楽の演奏に用いる琵琶。
サイズが大きく、バチは小さいです。横に構えて演奏します。
声は使わず、合奏の一部として用います。

盲僧琵琶(もうそうびわ)
楽琵琶と同時代に、中国から僧の手によって九州へ渡ってきて、九州各地(薩摩・筑前など)に
広まったと言われてます。仏教の説教節と結びつき、盲僧が全国を行脚し各地に広まりました。
仏教思想以外の滑稽な物語なども人々に聞かせます。

平家琵琶(へいけびわ)
「平曲」を語るための琵琶。「平曲」は源平合戦の話で、平家滅亡後の鎌倉時代初期に琵琶法師たちが
民衆に語り聞かせ始めました。平家琵琶で語られる話が、その後文字にされ、現代に伝わる「平家物語」に
なりました。楽器の形は楽琵琶とほぼ同じですが、サイズは一回り小さいです。

薩摩琵琶(さつまびわ)
幕末、薩摩藩(鹿児島)のお殿様が、武士達の教育の為に薩摩盲僧琵琶を取り入れました。楽器を改良し、力強い合戦物など士気が上がるような曲を作り、藩の武士に学ばせたのです。大きく鋭角なバチで琵琶の前面を叩きながら演奏するのが特徴です。

「錦心流」という流派が生まれ、錦心流と区別するため元々の流れのものを「正派」と呼ぶようになりました。昭和になり、錦心流から「錦琵琶」という筑前琵琶の音楽要素を取り入れた流派が生まれました。錦心流からは更に「鶴田流」という流派が生まれ、語りの伴奏楽器としてだけではなくより音楽的、器楽的な演奏を行うようになりました。
筑前琵琶(ちくぜんびわ)
明治20年頃、筑前盲僧の家系に生まれた琵琶奏者が、薩摩琵琶と
三味線音楽の要素を取り入れ、新しい琵琶音楽を作り出しました。
前面に桐を使っているので薩摩琵琶より柔らかい音がします。
薩摩琵琶に比べて楽器もバチも小さめです。
(筑前=福岡県西部)